デジタル大辞泉 「嶮」の意味・読み・例文・類語 けん【嶮】[漢字項目] [音]ケン(呉)(漢) [訓]けわしい山が切り立ってけわしい。けわしい所。「嶮岨けんそ・嶮難・嶮路/峻嶮しゅんけん」[補説]「険」と通用する。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「嶮」の読み・字形・画数・意味 嶮16画 [字音] ケン[字訓] けわしい[字形] 形声声符は僉(せん)。僉に劍(剣)・檢(検)(けん)の声がある。〔説文〕(ふ)部十四下に「險は阻なり」とし、〔集韻〕は〔説文〕を引き「或いは山に從ふ」として、嶮をその異文とする。山部と部とに相渉る字が多いが、は神の陟降する神梯の象で、その部の字は聖域に関するものが多い。[訓義]1. けわしい、高くけわしい。2. 険と通用する。[古辞書の訓]〔名義抄〕嶮 サガシ 〔字鏡〕嶮 ツクス・ケハシ・サガシ・ハゲマス・イツハリ*語彙は険字条参照。[熟語]嶮阨▶・嶮隘▶・嶮悪▶・嶮▶・嶮岨▶・嶮難▶・嶮陂▶・嶮薄▶・嶮路▶ 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報