デジタル大辞泉
「峻険」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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しゅん‐けん【峻険・峻嶮】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 )
- ① 山などが高くけわしいさま。また、その山。峻厳(しゅんげん)。
- [初出の実例]「空しく峻嶮を偸(ぬす)めどもあに松を生(おほ)さんや〈都在中〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)下)
- 「大行山脈の峻嶮に分け入り」(出典:肉体の悪魔(1946)〈田村泰次郎〉)
- [その他の文献]〔張衡文‐西京賦〕
- ② 態度などにとげがあって親しめないこと。また、厳格でつきあいにくいさま。
- [初出の実例]「横風ではあるが毫(がう)も峻嶮な所がない」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉四)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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