川坂村(読み)かわさかむら

日本歴史地名大系 「川坂村」の解説

川坂村
かわさかむら

[現在地名]篠山市川阪かわさか

本郷ほんごう村の南東に位置し、土師はぜ川支流の友淵ともぶち川が流れる。地内のごりょん山(御領山か)八上やかみ城主波多野氏の勢力下にあった細見氏の川坂砦跡がある。南西に清峰山弘誓ぐぜい寺があったが衰退し、一宇が残るのみ。正保郷帳に村名がみえ、田六〇石余・畠四七石余。「丹波志」に草山くさやま庄として川坂とあり、高一〇八石余で、小名に河谷があると記される。天明三年(一七八三)の篠山領内高並家数人数里数記では草山組のうち川坂村として高一〇八石余、家数三七・人数一九八。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android