20世紀日本人名事典 「川崎吉蔵」の解説 川崎 吉蔵カワサキ キチゾウ 昭和期の登山家,出版人 山と渓谷社会長。 生年明治40(1907)年10月15日 没年昭和52(1977)年8月24日 出生地東京 別名別名=大森 三郎 学歴〔年〕早稲田大学政経学部政治学科〔昭和5年〕卒 経歴昭和5年5月中島喜代志らと谷川岳一の倉沢、二ノ倉沢登頂に成功、同年山と渓谷社を創立、日本で初めての山岳雑誌「山と渓谷」を創刊した。6年には「アルパイン、カレンダー」を創刊、15年株式会社に改組、19年社名を山とスキー社と改め、「山と渓谷」も「山とスキー」にした。戦後21年1月社名、誌名ともに復興し、35年4月には創業30周年を記念して山渓山岳賞を設定し、山岳ジャーナリズム開拓に貢献した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川崎吉蔵」の解説 川崎吉蔵 かわさき-きちぞう 1907-1977 昭和時代の登山家,出版経営者。明治40年10月15日生まれ。昭和5年中島喜代志らと谷川岳の一ノ倉沢,二ノ倉沢登頂に成功。同年山と渓谷社を創設し,わが国初の山岳雑誌「山と渓谷」を創刊。35年山渓山岳賞を創設,山岳ジャーナリズムの開拓に寄与した。昭和52年8月24日死去。69歳。東京出身。早大卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by