川崎順二(読み)カワサキ ジュンジ

20世紀日本人名事典 「川崎順二」の解説

川崎 順二
カワサキ ジュンジ

大正・昭和期の医師 元・全日本舞謡連盟理事長



生年
明治31(1898)年3月14日

没年
昭和46(1971)年11月11日

出生地
富山県西砺波郡西野尻村

学歴〔年〕
金沢医学専門学校〔大正11年〕卒

学位〔年〕
医学博士

経歴
富山県八尾町の開業医民謡をこよなく愛し、「民謡おはら研究会」が設立されるとその理事長となり、昭和4年には「越中民謡おわら保存会」の会長に就く。民謡おわらの伝統の保存と時代に即応するための改善に努力し、若柳流宗家吉三郎を招いて、新作の振りつけを考案。30年全日本民謡連盟理事長となり、多くの民舞踊の保存育成と発展献身

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川崎順二」の解説

川崎順二 かわさき-じゅんじ

1898-1971 大正-昭和時代の郷土芸能保存功労者。
明治31年3月14日生まれ。富山県八尾(やつお)町の医師。県医師会長。大正13年民謡おわら研究会を設立し理事長。昭和4年越中民謡おわら保存会の会長となり,おわら節の保存・普及につくした。昭和46年11月11日死去。73歳。富山県出身。金沢医専(現金沢大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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