川支(読み)かわづかえ

精選版 日本国語大辞典 「川支」の意味・読み・例文・類語

かわ‐づかえ かはづかへ【川支】

〘名〙 川の水量が増して、人の渡ることが禁止されたり、できなくなったりすること。川ささえ。川止め。《季・夏》
随筆・孔雀楼筆記(1768)四「ただ一日滞留せし外に、川づかへと云こと半日もなし」
滑稽本東海道中膝栗毛(1802‐09)三「大井川の川支(かはヅカヘ)にて、岡部の宿に滞留せしが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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