川止め(読み)かわどめ

精選版 日本国語大辞典 「川止め」の意味・読み・例文・類語

かわ‐どめかは‥【川止・川留】

  1. 〘 名詞 〙 河川が増水して渡河の困難な期間、その川の川越(かわごし)を禁止すること。江戸時代、橋のない、大きな川の渡し場渡船を休止すること。川支(かわづかえ)。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「一、大井川越賃 右川留之儀、肩を以越候得ば歩行越難成候に付川留申候」(出典:日本財政経済史料‐九・交通駅伝・渡船并川越賃・元文元年(1736))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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