川方(読み)かわかた

精選版 日本国語大辞典 「川方」の意味・読み・例文・類語

かわ‐かた かは‥【川方】

〘名〙 江戸時代、大坂町奉行付与力同心の役付一つ地方(じかた)寺社方と合わせて三方と俗称され、両川口(木津川口・安治川口)、大川淀川)、内川(淀川の支流)の浚渫(しゅんせつ)、その他川筋一切に関することをつかさどる。与力同心中最古参の者が勤める。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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