川本遺跡(読み)かわもといせき

日本歴史地名大系 「川本遺跡」の解説

川本遺跡
かわもといせき

[現在地名]吉田町川本

可愛えの川沿いに細長く続く吉田盆地の西南、川本の丘陵上、標高約二八〇メートル、比高約七〇メートルに位置する弥生時代終末期の墳墓遺跡。昭和二六年(一九五一)鉄塔工事中に発見された。二個の大型壺が口を合わせるようにして埋まっていたといわれ、合口壺棺と考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android