川瀬源太郎(読み)カワセ ゲンタロウ

20世紀日本人名事典 「川瀬源太郎」の解説

川瀬 源太郎
カワセ ゲンタロウ

昭和・平成期の経営者 元・日本生命保険社長。



生年
大正5(1916)年5月3日

没年
平成15(2003)年1月23日

出生地
滋賀県近江八幡市西本郷町

学歴〔年〕
彦根高商〔昭和12年〕卒

主な受賞名〔年〕
藍綬褒章〔昭和58年〕,勲一等瑞宝章〔昭和63年〕

経歴
昭和12年日本生命保険に入社。有価証券部長、東京財務部長、関連事業部長などを経て、45年取締役。48年常務、52年専務、56年副社長を経て57年社長に就任。62年度の決算では、収入保険料、総資産、新契約高、保有契約高の4指標全てにおいて世界最大となった。平成元年会長、8〜10年相談役名誉会長。昭和62年〜平成6年関西経済連合会副会長を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川瀬源太郎」の解説

川瀬源太郎 かわせ-げんたろう

1916-2003 昭和後期-平成時代の経営者。
大正5年5月3日生まれ。昭和12年日本生命に入社。初代の有価証券部長のとき証券不況に遭遇,徹底した防戦買いで注目された。57年社長に就任。保有契約高などで世界一を達成。平成元-8年会長。関西経済連合会副会長などもつとめた。平成15年1月24日死去。86歳。滋賀県出身。彦根高商(現滋賀大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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