巣立(読み)すだち

精選版 日本国語大辞典 「巣立」の意味・読み・例文・類語

す‐だち【巣立】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 自力で生活できるようになった若鳥が巣を去ること。巣離れ。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「すたちするむらきみだにもみえぬよはみぎはのとりをおふ人もあらじ」(出典:高遠集(1011‐13頃))
    2. 「巣立より笹ふみたゆむ雀かな〈舟竹〉」(出典:俳諧・続虚栗(1687)春)
  3. それまで親、学校などの庇護のもとにあった者が、一人前の人間として独立すること。巣離れ。
    1. [初出の実例]「今をはじめの作者の巣立」(出典:浄瑠璃・神霊矢口渡(1770)跋)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む