左中弁(読み)サチュウベン

デジタル大辞泉 「左中弁」の意味・読み・例文・類語

さ‐ちゅうべん【左中弁】

律令制で、太政官左弁官局の次官。正五位上相当。→左弁官

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「左中弁」の意味・読み・例文・類語

さ‐ちゅうべん【左中弁・左中辨】

  1. 〘 名詞 〙 令制で、太政官左弁官局の次官。左大弁の下にある。正五位上相当。職掌は左大弁に同じ。
    1. [初出の実例]「左中辨一人。〈掌同左大辨〉」(出典令義解(718)職員)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android