左近の陣(読み)サコンノジン

デジタル大辞泉 「左近の陣」の意味・読み・例文・類語

さこん‐の‐じん〔‐ヂン〕【左近の陣】

日華門内にあり、紫宸殿ししんでんの東向かいに位置する陣座儀式の際、左近衛府武官が詰めて警衛した。左近衛の陣。左仗さじょう

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精選版 日本国語大辞典 「左近の陣」の意味・読み・例文・類語

さこん【左近】 の 陣(じん)

  1. ( 「さこんえ(左近衛)の陣」の略 ) 紫宸殿の東向かいの門、日華門内にあり、儀式のとき、左近衛の武官が詰めて警衛した場所。左近衛の陣。
    1. [初出の実例]「除目後、初参左近陣、先参殿申、左仗座在南北、初参之日可何方」(出典九暦‐逸文・天慶元年(938)七月二一日)

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