漂礫(読み)ひょうれき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「漂礫」の意味・わかりやすい解説

漂礫
ひょうれき

氷河によって運ばれた礫をさす。漂石ともいう。とくに大きなものは迷子石(まいごいし)とよばれる。氷河によっては遠方から運ばれてきたため、その土地にはない岩石からできていることがあり、よそから迷い込んできた石という意味でこの名がつけられた。堆積(たいせき)物としては粘土や砂を含み、漂礫土(ティルtill)とよばれる。

[小野有五]

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