差し棟(読み)さしむね

精選版 日本国語大辞典 「差し棟」の意味・読み・例文・類語

さし‐むね【差棟・指棟】

  1. 〘 名詞 〙 野小屋(のごや)ができると野垂木(のだるき)を支える棟木をそのまま妻に出せなくなるので、妻飾りとして下方化粧の棟木を造り、小屋束に差しこむもの。
    1. [初出の実例]「さす、さしむね、瓦手さうち道の切戸有」(出典:禁中御作事御家造作付帳(1642)紫宸殿)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android