差し棟(読み)さしむね

精選版 日本国語大辞典 「差し棟」の意味・読み・例文・類語

さし‐むね【差棟・指棟】

  1. 〘 名詞 〙 野小屋(のごや)ができると野垂木(のだるき)を支える棟木をそのまま妻に出せなくなるので、妻飾りとして下方化粧の棟木を造り、小屋束に差しこむもの。
    1. [初出の実例]「さす、さしむね、瓦手さうち道の切戸有」(出典:禁中御作事御家造作付帳(1642)紫宸殿)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む