差繰(読み)さしくり

精選版 日本国語大辞典 「差繰」の意味・読み・例文・類語

さし‐くり【差繰】

  1. 〘 名詞 〙 都合をつけること。くりあわせ。やりくり。
    1. [初出の実例]「自分は岡田が自分のために時間の差繰(サシクリ)をして呉れるのが苦になった」(出典行人(1912‐13)〈夏目漱石友達)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む