差越願(読み)さしこしねがい

精選版 日本国語大辞典 「差越願」の意味・読み・例文・類語

さしこし‐ねがい‥ねがひ【差越願】

  1. 〘 名詞 〙 きめられた手続順序をふまず、上官上司に直接に願い出ること。また、その願い。
    1. [初出の実例]「湯屋は樽屋三右衛門の懸りだから差越願ひだとて取上ぬ故」(出典:夢酔独言(1843))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例