巻文(読み)マイブミ

デジタル大辞泉 「巻文」の意味・読み・例文・類語

まい‐ぶみ【巻文】

巻物仕立てにされた文書。まきぶみ。→枚文ひらぶみ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「巻文」の意味・読み・例文・類語

まい‐ぶみ【巻文】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「まきぶみ(巻文)」の変化した語 ) 巻紙に書いて巻いた文書。巻物に仕立てられた文書。枚文(ひらぶみ)に対する。
    1. [初出の実例]「以鉄尺上、退申云、巻文若干巻、枚文若干枚、印」(出典江家次第(1111頃)一八)

まき‐ぶみ【巻文】

  1. 〘 名詞 〙
  2. まきもの(巻物)
    1. [初出の実例]「まきぶみのぢく」(出典:名語記(1275)三)
  3. まいぶみ(巻文)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android