巻煙草(読み)まきタバコ

精選版 日本国語大辞典 「巻煙草」の意味・読み・例文・類語

まき‐タバコ【巻煙草】

  1. 〘 名詞 〙 ( タバコは[ポルトガル語] tobaco ) 細長く巻き固め、一端に火をつけて吸うようにしたタバコ。紙巻葉巻とがあり、主に紙巻をさす。〔煙草考(1708)〕
    1. [初出の実例]「おめへいま、巻煙草(マキタバコ)をかくして呑んでゐたじゃアねへか」(出典西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む