デジタル大辞泉 「巾子形」の意味・読み・例文・類語 こじ‐がた【▽巾子形】 《形が巾子に似るところから》敷居のない門の中央の地面に置き、閉めた戸を受けるための石。内側を低くし、外側を高くしてある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「巾子形」の意味・読み・例文・類語 こじ‐がた【巾子形・橛】 〘 名詞 〙① ( 巾子形 ) かぶりものの部分名。理髪の髻(もとどり)を納める突出部。烏帽子の巾子形、藺笠(いがさ)の巾子形などという。② ( 冠の巾子(こじ)の形に似ているところから ) 閾(しきい)のない門の中央部の地面に戸をとめるために立てておく、内側を低く、外側を高くした石など。とあたり。〔十巻本和名抄(934頃)〕巾子形②〈春日権現験記絵〉 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例