市が栄える(読み)イチガサカエル

精選版 日本国語大辞典 「市が栄える」の意味・読み・例文・類語

いち【市】 が 栄(さか)える

  1. ( 「栄えた」という形で用いられることが多い ) 物語昔話などの終わりに言うきまり文句で、「めでたし、めでたし」の意。〔諺苑(1797)〕
    1. [初出の実例]「それで一期(イチガ)さかえるまで、年々春毎編を次ぐべし」(出典合巻偐紫田舎源氏(1829‐42)四)

市が栄えるの補助注記

一期(いちご)栄える」の転じたもの(俚言集覧)ともいう。→一期(いちご)栄えた

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む