市小路村(読み)いちしようじむら

日本歴史地名大系 「市小路村」の解説

市小路村
いちしようじむら

[現在地名]和歌山市市小路

名草なくさ郡に属し、福島ふくしま村の北方に位置する。村の北辺を淡島街道(旧南海道)東西に通り、村域は街道沿いに長く延び、東よりみやなか田中たなかの小名に分れる。宮の名は式内社の伊久比売いくひめ神社とされる古社があることによる。古代には紀ノ川の河中にあり、大きく開いて入海をなした沿岸部であったと推定される。そのために土地は低く、旧河道を利用したろつ用水の延長水路が村域を通る。地名中世当地に市が開かれていたことによると思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む