市川猿蔵(読み)イチカワ エンゾウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「市川猿蔵」の解説

市川 猿蔵(2代目)
イチカワ エンゾウ


職業
歌舞伎俳優

別名
前名=市川 国松

生年月日
慶応3年 8月15日

経歴
父は松平伯耆守の家臣・松崎梅之丞。母親と縁があった歌舞伎俳優・7代目市川団十郎の子である8代目市川海老蔵に入門し、市川国松を名乗る。明治19年に師が没すると、9代目市川団十郎の計らいで2代目猿蔵を襲名した。27年歌舞伎座で行われた「都鳥廓白波」で大納言光房・玄蕃の二役を演じて名題に昇進。31年には大阪に戻り、大阪歌舞伎座開場を機に団十郎一座に参加した。団十郎の没後は東京の柳盛座・寿座などに上がった。

没年月日
明治39年 4月15日 (1906年)

家族
子=市川 猿蔵(3代目)(歌舞伎俳優)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む