市川香織(読み)いちかわ かおる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「市川香織」の解説

市川香織 いちかわ-かおる

?-? 江戸時代前期の歌舞伎役者
初代市川団十郎の門人貞享(じょうきょう)3年(1686)京都万太夫座で若女方をつとめる。元禄(げんろく)4年(1691)江戸にでて森田座に出演,大坂の座本として同座に協力。俏事(やつしごと),武道事を演じ,美人女方で評判をとる。小唄,音曲をよくした。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android