市村吉五郎(読み)イチムラ ヨシゴロウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「市村吉五郎」の解説

市村 吉五郎(2代目)
イチムラ ヨシゴロウ


職業
歌舞伎俳優

本名
市村 義直(イチムラ ヨシナオ)

別名
前名=片岡 義直,市村 又三郎(2代目),市村 家橘(16代目)

生年月日
大正7年 1月18日

出生地
東京都 中央区銀座

学歴
大社高小卒

経歴
12代目片岡仁左衛門の二男で、15代目市村羽左衛門養子となる。大正11年片岡義直で初舞台。昭和16年2代目市村又三郎、21年16代目市村家橘を経て、42年2代目市村吉五郎を襲名。立ち役として活躍、「建礼門院」の平有盛や「業平吾妻鑑」の業平など、公家役を得意とした。平成10年4月を最後に舞台活動を休止した。

没年月日
平成22年 2月17日 (2010年)

家族
長男=市村 家橘(17代目),実父=片岡 仁左衛門(12代目),養父=市村 羽左衛門(15代目),兄=片岡 我童(13代目),弟=片岡 芦燕(歌舞伎俳優)

親族
義兄=市村 羽左衛門(16代目)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android