市野瀬新村(読み)いちのせしんむら

日本歴史地名大系 「市野瀬新村」の解説

市野瀬新村
いちのせしんむら

[現在地名]高岡市戸出市野瀬といでいちのせ戸出栄町といでさかえまち

市野瀬村の南に位置し、南は戸出町。貞享二年(一六八五)戸出町と市野瀬村の間にあった荒地が新開されて一村立てとなった。当初の高二五二石、元禄一二年(一六九九)に八〇石、天保九年(一八三八)に六五石が手上げされたが、翌一〇年の高は三二五石であった(「高物成帳」菊池家文書)。所属組は戸出村と同じ。享保一六年(一七三一)の持高構成は掛作高二〇七石で全部を戸出村の二三人が所持、残り一七石が居村高で六人が所持している(「国吉組品々帳」川合家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android