布施ヶ坂(読み)ふせがさか

日本歴史地名大系 「布施ヶ坂」の解説

布施ヶ坂
ふせがさか

船戸ふなと葉山はやま白石しらいしとの間の、約三キロにわたって蛇行する坂。須崎すさきと伊予宇和島を結ぶ檮原ゆすはら街道難所で「土佐州郡志」に「在半山境、通須崎大路也、伝云古属半山、借金光寺所蔵之大般若経、以此坂為布施、故為舟戸之有」という伝えがみえ、船戸の金光きんこう寺の大般若経を半山はやま郷に貸した代りに、半山郷から布施として施入されたものだという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む