布袋市右衛門(読み)ほてい いちえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「布袋市右衛門」の解説

布袋市右衛門 ほてい-いちえもん

1674-1702 江戸時代前期の無頼者。
延宝2年生まれ。金品を強奪し,喧嘩(けんか)で大坂市中をあらしまわった5人組のひとり元禄(げんろく)15年ほかの4人とともに捕らえられ,8月26日処刑された。29歳。のちこの5人は浄瑠璃(じょうるり),歌舞伎侠客(きょうかく)としてとりあげられ,雁金(かりがね)五人男の名でつたえられた。大坂出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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