帆待(読み)ほまち

改訂新版 世界大百科事典 「帆待」の意味・わかりやすい解説

帆待 (ほまち)

買積船の船員給与に充てられた,船員の自分荷物や,船員がひそかに積み込んだ自分荷物,臨時の私的収入,余得・役得的収入をいう。ほまち田を指す〈外持〉が転化した〈ほまち〉〈まつぼり〉と同様の意味をもつが,北前船の船員は自分荷物をハマチといい,帆待(風待)港で売って臨時の収入とした。ハマチは水産物ハマツトの転訛とみられるが,これが航海用語の帆待と混同されたものであろう。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 金指

1 イソオウギガニ科のカニ。浅海にすみ、甲は丸みのある四角形で、甲幅13センチくらい。全体に黄褐色。甲の縁と脚に太いとげが多数ある。本州中部以南に産し、食用。2 ズワイガニの別名。鳥取・島根地方でいう...

松葉蟹の用語解説を読む