帆筵(読み)ほむしろ

精選版 日本国語大辞典 「帆筵」の意味・読み・例文・類語

ほ‐むしろ【帆筵】

〘名〙 船の帆として使われるむしろ。古代から中世末期まで主用されたが、近世での木綿帆普及により一部廻船漁船などに使用されるにすぎなくなった。寸法は幅約三尺(約九〇センチメートル)、長さ約六尺(約一八二センチメートル)で、これを縦横につないで帆とする。帆茣蓙。むしろほ。〔文明本節用集(室町中)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「帆筵」の意味・読み・例文・類語

ほ‐むしろ【帆×筵】

船の帆として用いたむしろ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android