日本歴史地名大系 「帆足村」の解説 帆足村ほあしむら 大分県:玖珠郡玖珠町帆足村[現在地名]玖珠町帆足森(もり)町の南方、大岩扇(おおがんせん)山(国指定天然記念物)・小岩扇(こがんせん)山の南西、玖珠川右岸に立地する。史料上は保足ともみえ、中世は帆足郷として推移する。慶長六年(一六〇一)の森藩領知目録(佐伯藩政史料)に保足村とあり、高二千一九一石余と記されるが、これは慶長豊後国絵図でも同様であるが、正保郷帳などにみえる帆足村のみならず、数ヵ村を含む。正保郷帳では田高六六五石余・畑高三五六石余で、帆足郷に属し、茅山有・柴山有とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by