希くは(読み)こいねがわくは

精選版 日本国語大辞典 「希くは」の意味・読み・例文・類語

こいねがわく‐はこひねがはく‥【希は・冀は・庶幾は・乞願は】

  1. 〘 副詞 〙 ( 動詞「こいねがう」のク語法助詞「は」の付いてできたもの ) 命令もしくは希望の語を伴って、ひたすら願い頼むことを示す。どうぞお願いだから。なにとぞ。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
    1. [初出の実例]「こひねがはくは、わが命を虎に与へ、父を助けて給へ」(出典:御伽草子・二十四孝(室町末))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む