帯剣(読み)タイケン

デジタル大辞泉 「帯剣」の意味・読み・例文・類語

たい‐けん【帯剣】

[名](スル)刀剣を腰につけること。また、その刀剣。帯刀佩刀はいとう。「帯剣した儀仗兵

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精選版 日本国語大辞典 「帯剣」の意味・読み・例文・類語

たい‐けん【帯剣】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) 剣を身に(はいよう)すること。また、腰につける剣。帯刀。刀。
    1. [初出の実例]「制、大惣管者、帯剣待勑」(出典:続日本紀‐天平三年(731)一一月癸酉)
    2. 「左大臣実頼 忠平一男・左大将〈略〉四月五日勅授帯剣」(出典:愚管抄(1220)二)
    3. [その他の文献]〔荀子‐議兵〕
  3. 馬の左脇腹の下にある旋毛。
    1. [初出の実例]「帯剣は渾て閑事喪門当的すべからず。顱口に入如は禍ある也。須く黒色にして耳の全白なるを防べし」(出典:武用弁略(安政再板)(1856)七)

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普及版 字通 「帯剣」の読み・字形・画数・意味

【帯剣】たいけん

剣を帯びる。〔史記、秦紀〕六年、をして初めて劍を帶びしむ。

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