日本歴史地名大系 「帯広川」の解説 帯広川おびひろがわ 北海道:十勝支庁帯広市帯広川帯広市西方、芽室(めむろ)町との境界に沿って流れる十勝川水系の一級河川。流路延長四四キロ(うち指定区間四二・二キロ)、流域面積一八八平方キロ。河西(かさい)郡芽室町との境にある帯広岳南東麓に源を発して東へ、さらに北東へ流れて雄馬別(おまべつ)川を合流して十勝平野西部の帯広市・芽室町境を北東へ流れ、帯広市街地西方に入って第三柏林台(だいさんはくりんだい)川・つつじ川・大成(たいせい)川を合せる。西二十一条南(にしにじゆういちじようみなみ)二丁目付近で北へ新帯広川を分岐したのち市街地北部を東へ流れ、ウツベツ川・旧帯広(きゆうおびひろ)川を合せて市北東端の幕別(まくべつ)町との境で札内(さつない)川に注ぐ。最下流部は十勝川右岸に並行した直線水路となっている。芽室町の新生(しんせい)・北伏古(きたふしこ)・大成・下美生などは帯広川に沿って七〇―八〇メートルの低地にあるため、同町農業の中心地帯になっている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by