帰養(読み)きよう

精選版 日本国語大辞典 「帰養」の意味・読み・例文・類語

き‐よう‥ヤウ【帰養】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 故郷に帰って休養すること。
    1. [初出の実例]「帰養計遅情已空、参商千里隔西東」(出典:惺窩先生文集(1717頃)三・聞太夫人訃)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐劉愷伝〕
  3. 故郷に帰って父母をやしなうこと。〔史記‐信陵君伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「帰養」の読み・字形・画数・意味

【帰養】きよう(やう)

家に帰って父母を養う。〔史記、信陵君伝〕令を軍中に下して曰く、に軍中に在るものは歸れ。兄弟に軍中に在るものは兄歸れ。獨子にして兄弟無きものは歸せよと。

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