常ならず(読み)つねならず

精選版 日本国語大辞典「常ならず」の解説

つね【常】 ならず

① (多く、連体形「つねならぬ」の形で) 永遠不変でない。無である。
万葉(8C後)七・一三四五「常不(つねならぬ)人国山の秋津野のかきつはたをし夢に見しかも」
② ふつうと違っている。なみたいていではない。
浮世草子武家義理物語(1688)一「殊にがなげきも常(ツネ)ならず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉「常ならず」の解説

つね‐なら◦ず【常ならず】

[連語]
一定しない。無常である。
「飛鳥川の淵瀬―◦ぬ世にしあれば」〈徒然・二五〉
普通ではない。いつもと違っている。
「殊に母がなげきも―◦ず」〈武家義理・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

完全試合

野球で,先発投手が相手チームを無安打,無四死球に抑え,さらに無失策で一人の走者も許さずに勝利した試合をいう。 1956年ニューヨーク・ヤンキーズのドン・ラーセン投手がワールドシリーズでブルックリン・ド...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android