常啼菩薩(読み)じょうたいぼさつ

精選版 日本国語大辞典 「常啼菩薩」の意味・読み・例文・類語

じょうたい‐ぼさつジャウタイ‥【常啼菩薩】

  1. 〘 名詞 〙 般若波羅蜜多を求めて身命を惜しまず、悪世にあって衆生の苦しむ姿を見て、常に泣いているといわれる菩薩。常啼。
    1. [初出の実例]「常啼菩薩、常哭一市、切求深法」(出典性霊集‐一〇(1079)招師章)
    2. [その他の文献]〔大般若経‐三九八・常啼菩薩品〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む