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常平通宝 じょうへいつうほう

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世界大百科事典 第2版の解説

じょうへいつうほう【常平通宝】

朝鮮,李朝時代に流通した銅銭。1633年および51年に鋳造されたのち中断したが,78年以降は恒常的に発行されて全国に普及した。葉銭ともよばれ,正円方孔で常平通宝の4字を刻み,裏には鋳造した官庁を示す文字が記されている。19世紀後半にいたり当百銭,当五銭などの高額銭がつくられたが,品質が悪く,通貨混乱の一因ともなった。1905年からの朝鮮貨幣整理事業で漸次回収され,植民地権力による貨幣に取って代わられた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の常平通宝の言及

【貨幣】より

…こうした状況は李朝後期に入って一変し,商品経済の発展に伴って貨幣の必要性が高まってくる。1633年と51年に常平通宝という銅銭が鋳造され,いったん中断したものの,78年以降は恒常的に鋳造・発行されて全国に広まった。開港以後の時期になると,日本貨幣が流入し,高額だが品質の悪い常平通宝である当百銭・当五銭などが発行されたことと相まって通貨の混乱を招いた。…

【朝鮮貨幣整理事業】より

…1902年以来発行されていた第一銀行券を無制限法貨とし,日本貨幣の無碍(むげ)通用を認め,かつ同貨幣と同品位同量目の新貨を発行した。他方,05年7月から朝鮮在来貨幣である白銅貨の葉銭(常平通宝の通称)の回収を行った(〈貨幣〉の項の[朝鮮]参照)。品位量目が劣悪で激しいインフレを惹起(じやつき)させていた白銅貨は,通用期間が09年11月までと短期回収方式がとられ,約935万円がこの期間に回収された。…

※「常平通宝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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