常照院(読み)じようしよういん

日本歴史地名大系 「常照院」の解説

常照院
じようしよういん

[現在地名]山添村大字的野

的野まとのの八幡神社に接してあり、同社の別当寺であった。真言宗本尊薬師如来。現在は無住。延享三年(一七四六)の「官務興福寺末寺帳」に「光明山医王寺常照院」の名がみえる。本尊は銘文によって、応永一五年(一四〇八)伯耆国三徳山三仏さんぶつ(現鳥取県三朝町)鎮守の本地仏として造立、その後当寺に渡来したことがわかる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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