日本歴史地名大系 「常田池」の解説 常田池ときだいけ 長野県:上田市常田村常田池[現在地名]上田市常入一丁目上田城下町の東方で、神科(かみしな)台地の崖下にある。上田藩主松平氏統治の代、天明八年(一七八八)常田堰の水不足を補い、城下町の非常の用水に供する目的で新設された池である(常入村誌)。「小県郡年表」に天明八年二月一五日常田村(現上田市)字藤之森(ふじのもり)へ新池を築き始め、三月三〇日終わるとある。役夫およそ一万九千六八二人を費やし、東西九三間、南北八〇間、深さ一丈一尺五寸、水面六千六一五坪、水坪一万二千六七七坪と記されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by