デジタル大辞泉 「干し飯」の意味・読み・例文・類語 ほし‐いい〔‐いひ〕【干し▽飯/▽乾し▽飯/×糒】 蒸して乾燥させた保存用の飯。湯や水に浸して食べる。古くは旅の携行食。かれいい。かれい。ほしい。《季 夏》「―に日陰りて鮓すしはなれにけり/虚子」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「干し飯」の意味・読み・例文・類語 ほし‐いい‥いひ【干飯・乾飯・糒】 〘 名詞 〙 米を蒸して乾燥させた食料。貯蔵用の乾燥飯。湯水に浸せばすぐ食用となり、兵糧や旅行の際などに用いた。後には、夏季に冷水に浸して賞味したりした。大阪府藤井寺市の道明寺と宮城県仙台市産のものが特に有名で、菓子の原料としても用いる。かれいい。道明寺。ほしい。《 季語・夏 》 〔十巻本和名抄(934頃)〕干飯〈日本山海名物図会〉 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例