コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

日本山海名物図会 にほんさんかいめいぶつずえ

2件 の用語解説(日本山海名物図会の意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

日本山海名物図会【にほんさんかいめいぶつずえ】

江戸時代の物産図会。5巻。平瀬徹斎(てっさい)編著。長谷川光信画。江戸中期以降の物産会所や物産学の隆盛を背景に1754年刊行。鉱山業,農林水産,民芸,軽工業,市など庶民生活に関する産業技術を図解。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

日本山海名物図会
にほんさんかいめいぶつずえ

産物名産案内書。著者の平瀬徹斎(てっさい)が画師の長谷川光信(はせがわみつのぶ)に頼んで実物を写させ、これに解説をしたもので、挿絵が主役の文字どおりの図会。1754年(宝暦4)刊。2人とも大坂の住民なので、約7割が近畿の産物である。鉱山の記事から始まり、ついで近郊の農産物や水産物が扱われているが、「名物」の概念が明確に整理されていないので、有名なものなら産物だけでなく、福井の石橋(橋の半分を石、半分を木でつくる)のような名所や、豊後(ぶんご)河太郎(カッパ)のような俗信なども取り上げている。名物は美濃釣柿(みのつるしがき)、宇治茶、紀州蜜柑(みかん)、尾張(おわり)大根、天王寺蕪(かぶ)、大和(やまと)三輪索麺(みわそうめん)、淀鯉(よどこい)、明石(あかし)の章魚(たこ)から捕鯨にまで及んでいる。[小柳輝一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本山海名物図会の関連キーワード江戸名所図会三才図会名所図会和漢三才図会織文図会図会平瀬蔀関月平瀬徹斎丸目徹斎

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

日本山海名物図会の関連情報