平出神社(読み)ひらいでじんじや

日本歴史地名大系 「平出神社」の解説

平出神社
ひらいでじんじや

[現在地名]宇都宮市平出町

平出町中央西部の丘陵上に位置し、仁和二年(八八六)山城国上加茂明神を勧請したと伝える(平石村郷土史)。江戸期に入って信者も増え、天保五年(一八三四)本殿改築、弘化三年(一八四六)拝殿建立、元治元年(一八六四)雷電宮の称号を賜り、これより平出の雷電様として遠近の信者の崇敬が高まり五穀豊穣雷除けの神として近郷に知られるようになった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android