朝日日本歴史人物事典 「平塚為広の娘」の解説
平塚為広の娘
戦国・安土桃山時代の武家の女性。父為広は豊臣秀吉の家臣で腕っ節が強かったが,その父に劣らず大力の持ち主であった。関ケ原の戦で父が戦死,京都に潜んでいたところを所司代板倉勝重に探知され,ふたりの息子を乳母に託して捕らえられる。護送の途次,武士数人を死傷させ,その馬に乗って逃亡したと『明良洪範』は伝えている。
(真下道子)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
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