デジタル大辞泉 「平夷」の意味・読み・例文・類語 へい‐い【平×夷】 [名・形動]平らであること。複雑でないこと。むずかしくないこと。また、そのさま。「―ノ文書」〈和英語林集成〉「山水の―なる者を以て我朝の景象とし」〈絵事鄙言〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「平夷」の意味・読み・例文・類語 へい‐い【平夷】 〘 名詞 〙① ( 形動 ) 平坦であること、単純であること、むずかしくないこと。また、そのさま。たいらにすることもいう。[初出の実例]「山水の平夷なる者を以て我朝の景象とし」(出典:随筆・絵事鄙言(1799))[その他の文献]〔枚乗‐七発〕② ( 形動 ) かわりがなく、やすらかであること。また、そのさま。平穏。〔広益熟字典(1874)〕③ 賊を討ちたいらげること。また、反乱などが鎮まること。[初出の実例]「奥羽悉平夷矣」(出典:垂加文集(1714‐24)二・佐原義連碑) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例