日本歴史地名大系 「平安城東西南北町並之図」の解説 平安城東西南北町並之図へいあんじようとうざいなんぼくまちならびのず 一〇四×五七センチ 慶安五年 山本五兵衛刊解説 先行の寛永期版と推定される古図と同系統の都市図である。東本願寺下屋敷(枳殻邸)及び船入の書込みや、西本願寺西の傾城町「島原」などの記載により市域の変遷がうかがえる。当図は、年号が記された最初のものとして注目される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by