日本歴史地名大系 「平明村」の解説 平明村へいめいむら 福島県：耶麻郡西会津町平明村[現在地名]西会津町新郷（しんごう）笹川（ささがわ）・新郷（しんごう）富士（ふじ）原（はら）村の東、笹川左岸に位置し、耶麻郡吉田組に属した。本村の北には端村呼賀（よばるか）（呼乎）があり、また南東方泥浮（どろぶ）山の麓には泥浮集落（現在の大字新郷富士のうち泥浮）がある。陣（じん）ヶ峯（みね）峠越が通り、同通の御用場や廻米蔵が置かれていた（高橋家文書）。本村と呼賀の間を西流する富士川は当地で笹川に注ぐ。呼賀の地名は同所が本村と指呼の間に位置したことに由来するという（会津風土記）。文禄三年（一五九四）の蒲生領高目録では「よはるが・へいミ」と併記して高付され、高四六六石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
