日本大百科全書(ニッポニカ) 「平面交差」の意味・わかりやすい解説 平面交差へいめんこうさat-grade intersection 道路相互間または街路と鉄道などが同一地上面で交差すること。道路の交差は平面交差と立体交差とに大別されるが、交差点では運転者の希望する方向に交通が流れるので横断や右左折が生じることになり、複雑な運動を行う。このため、道路の交差部は結節点としての機能を発揮すると同時に、道路交通の安全と円滑を妨げる弱点ともなっている。平面交差は、その形によって、十字交差、T型交差、Y型交差、ロータリー交差に分けられ、また交差点に集まる枝数によって三枝交差、四枝交差、多枝交差に分類される。[吉川和広] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例