平頭抄出(読み)ヘイトウショウシュツ

関連語 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「平頭抄出」の意味・読み・例文・類語

へいとう‐しょうしゅつ‥セウシュツ【平頭抄出】

  1. 〘 名詞 〙 文中天皇または高貴の人の名や称号を書く時、敬意を表わすため、行を改めて頭に出し、他の行の頭と同じ高さに書くこと。平出(へいしゅつ)
    1. [初出の実例]「右皆乎出。〈謂。平頭抄出。即拠当時天子及国忌可廃務。其下条闕字亦准此〉」(出典令義解(833)公式)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android