年強(読み)トシヅヨ

デジタル大辞泉 「年強」の意味・読み・例文・類語

とし‐づよ【年強】

[名・形動]
数え年年齢をいう場合、その年の前半の生まれであること。また、そのさまや、その人。⇔年弱としよわ
「だけどお正月生まれだから―なのよ」〈中勘助銀の匙
年上であること。また、そのさま。年長。「年強な(の)人」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「年強」の意味・読み・例文・類語

とし‐づよ【年強】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 数え年で年齢をいう場合に、その年の前半の生まれであること、また、同年の者の中で先の生まれであること。また、その人。〔運歩色葉(1548)〕
    1. [初出の実例]「同じ三つと云ながら此坊主は三月生れで年つよ」(出典:浄瑠璃・平仮名盛衰記(1739)三)
  3. 年長であること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む